主に厚生労働省へ申請する助成金を扱っています。

 助成金を受給し、活用したい経営者の方は多くいらっしゃいます。助成金を受給することの最大のメリットは、返済しなくてもよいお金だということでしょう。銀行等からの借入や経済産業省管轄の補助金とは違い、必要な提出書類に不備がなければ、ほぼ受給できます。

 厚生労働省の助成金は、「雇用の安定のために」や「労働条件の改善のために」などが目的になっているため、助成金を受給するには、雇用保険の加入、労働者名簿や労働条件通知書の提出などが求められ、さらに給与計算が労働基準法や最低賃金法が守られ、正しく計算されているかチェックされます。しかし、結果としてコンプライアンスや勤怠管理に対応できるようになり、労働環境の整備につながることもメリットに挙げられます。

 メリットがあればデメリットもあります。一つは、受給するまで時間がかかるということです。助成金の種類にもよりますが、半年から1年半ほどかかります。急いで資金が必要な方は、借入などを考えましょう。

 二つめは、書類審査のため提出書類が多く、申請内容の理解が不可欠となり、申請期限の締め切りもとても厳しいものがあります。

 助成金をスムーズに受給するためにも専門家でもある社会保険労務士やまもと事務所におまかせください。