リーダーは孤独?!

先週の金曜日は、お客様への訪問から直帰で帰宅が早かったので高校生の娘を駅に迎えに行ったのですが、車に乗り込むなり、「ねえ、リーダーって孤独じゃなきゃいけないの?」と言われました。「うーん、社長さんってよく孤独だって言うけど・・・」ととりあえず答えたのですが、家にあったリーダー本を読み返してみたり、ネット記事を読んだり、それを共有してまた話し合ったり、有意義な週末でした。

何が本当の正解なのかはわかりませんが、結論としては「チームを率いるためにリーダーが孤独であることは必要」でした。メンバーと同じ目線を忘れずに、寄り添って、一人一人のケアをする、最初にリーダーになったときに考えがちなことですが、これは理想的でありそうで甘えを生んでしまい、チームがいい方向にはむかっていかない。

チームが強くなるためには、リーダーが俯瞰してチームの状況を見て、人より早く気づき、判断して、決断して、率いていくことが必要で、そのためには孤独が必要とのことでした。

冒頭の娘の発言は、リーダーをサポートする立場として、リーダーの力になりたい!との思いから出ている言葉なのですが、私も娘もどちらかといえば、寄り添い、尊重しあってチームを盛り上げていきたいタイプで、孤独が必要、と言われるとリーダーもサポートする方もとても寂しくに思えてしまうのですが、要は「俯瞰した視点」が大事ととらえたいと思います。

みなさんも、仕事においても、家庭でも、こども関係、友人関係でも、どこかの場面でリーダーになることがあるはずです。給与改定プロジェクトでも、季節業務などでリーダーを決めてはどうか、という案も出ています。ちょっとまじめな話をしてしまいましたが、リーダーなんて重い・・・と思わずに、違った視点から物事をとらえられるいい機会、と考えてみてはいかがでしょうか。「リーダーは楽しい!」そう思えたら最高です。