「笑い」の効果

コロナ禍の暮らしも2年目。暗いニュースが多い中、現実に目を向けるとコロナ禍のこの状況に心身共に疲れ、つい暗い面持ちになってしまいます。私自身も最近ため息が多く笑ってないな、と感じています。

思い通りの生活を送ることができず、ストレスのたまる毎日ですが、

「こんな時こそ笑いましょう」と笑いの研究をしている福島県立医科大学の大平先生は言います。以前は怒りの研究をしていたそうですが、趣味などのストレス発散手段を持たず怒りを我慢している人ほど高血圧や血管系疾患のリスクが高いことがわかりました。その反面、笑いは全く逆の方向に作用します。笑うことで、血糖値を下げる、免疫力を上げる、動脈効果を防ぐ、認知症を予防する、呼吸機能を改善するパワーがあるそうです。また、「笑いは感情でなく、歩く、食べるなどと同じ行動であり、笑いを増やそうと意識することで笑いを増やすことはでき、そして笑うことで周りにも明るい気持ちを広げ、笑いを連鎖させることができます。」

私の娘は、よく笑います。その娘が先日「お母さん、笑うという行動が脳に伝わって、良い効果があるんだよ」と言っていました。そんなニコニコの娘といると元気をもらえますし、自然と笑顔になります。これも笑いの連鎖であり、効果なのかなと思います。

そんな娘を見習って、私も意識して「笑い」を増やしていきたいと思います。