人生はまさかの連続

先月、岸田総理が母校早稲田大学で学生にむけて講演したというニュースがありました。そのときの岸田総理の言葉を紹介したいと思います。

総理は、東京大学に行きたくて2浪したり、人生、回り道、道草の連続だったと話されたうえで、「こうして母校の大隈講堂で内閣総理大臣として講演をする。まさに当時としては想像もできない、まさに“まさか”の出来事である」と話をされ「皆さんに伝えたいことは人生の『まさか』、この先、学生時代には思いもよらなかったことが待ち受けているということだ。もちろんいいことばかりではないが、何が起こるかわからない時代、人生の“まさか”を前向きに捉え、尻込みすることなく希望と好奇心を持って飛び込んでいってほしい」と話されました。

昔から流れている鹿島のCMのキャッチコピーに、「人が想像できることは,必ず人が実現できる」というのがあってこれも好きな言葉の一つで、この言葉を私は、「まずは未来を想像すること、希望をもつこと、そして努力をすればきっと実現できる」と自分なりにかみくだいていましたが、岸田総理の言葉を聞いて、想像したことだけではなくて、想像していないことが人生には、世の中には次々と起きる、そのときに前向きに受け止める心と、切り拓いていける行動力をもっていなければ! とこの言葉の重みが半世紀生きてきた今だからこそとても響きました。

くしくも同窓生ではありますが学生の時に同じことを聞いていたとしても半分も理解できなかっただろうと思います。とても大きなまとめになってしまいますが、出会う人、出会う言葉、そのタイミングにはきっと意味があるのだと思います、これからもその出会いを大切にしていきたいと思いました。