4つの後悔

哲学的な話にもなりますが、『4つの後悔』というのをご存じでしょうか。

ダニエル・ピンク氏の著書「幸せの未来」で紹介されているもので、ピンク氏は、1万6000人以上の人々の後悔を調査し、4つのパターンに分類しました。

1つ目は「ファンデーション・リグレット」です。これは、人生の基盤を築かなかったという後悔です。例えば、教育やトレーニング、健康管理などを怠ったことを後悔するものです。

2つ目は「ボールドネス・リグレット」です。これは、大胆に行動しなかったという後悔です。例えば、異国への留学や起業、新しい恋愛など、挑戦を避けたことや、後になってからやり直せなかったことを後悔するものです。

3つ目は「モラル・リグレット」です。これは、道徳や良心に関する後悔です。例えば、他人を傷つけたことや、自分の信念に反することをしたことを後悔するものです。

4つ目は「コネクション・リグレット」です。これは、人とのつながりや人間関係にまつわる後悔です。例えば、親や友人、パートナーとの関係を大切にしなかったことや、大事な時間を過ごせなかったことを後悔するものです。

皆さんは、これらのうちどれに近い後悔を持っていますか?

後悔は決してわるいことではありません。もし、何か後悔があるなら、それを乗り越えて、より充実した人生を送るために、今できることを始めましょう。

例えば、人生の基盤を築かなかったという後悔があるなら、今からでも学びや成長に努め、人生の基盤を固めていきましょう。

大胆に行動しなかったという後悔があるなら、今からでも挑戦することを恐れず、人生を豊かにするための一歩を踏み出しましょう。

道徳や良心に関する後悔があるなら、今からでも自分の信念を貫き、より正しく生きるように努めましょう。

人間関係にまつわる後悔があるなら、今からでも大切な人たちとの関係を大切にし、かけがえのない時間を過ごしましょう。

仕事でもいろんな場面で大なり小なり後悔があるかと思います。

小さい後悔でも後悔して終わるのではなく、そこから何を学ぶか、次にどう生かすかをを大切にしていきましょう。