おみくじ

皆さんお正月は初詣に行きましたか?

我が家は、柏市にある布施弁天へ初詣に行ってきました。

布施弁天は、1200年の歴史を誇り、関東三弁天のひとつにもなっています。境内は高台にあり、近くを流れる利根川が望めます。

新年の参拝のあと、おみくじを引くのが恒例なのですが、布施弁天のおみくじは、引き方が少し変わっています。

まず、売り場の巫女さんへ生年月日を伝えます。その後、巫女さんが棒の入った筒を力強く振り、番号の付いた棒を引き出し、その番号のおみくじを棚から取り出してくれます。

巫女さんが代わりに引いてくれるため、少し物足りなさはありますが、生年月日を伝えるのは、弁財天様に聞いていただくという意味があり、筒を振る者が決めているわけではないとのことです。

おみくじの結果は、なんと人生初の「半吉」でした。

これまで「半吉」というおみくじに出会ったことがなかったので、文字を見た瞬間は戸惑いましたが、内容は、良いこともあれば、悪いこともある、文字通り吉凶半々の内容でした。

調べてみたところ、あまりお目にかかれない珍しいおみくじで、関東では「浅草寺」のおみくじにも入っているそうです。

順番は、寺社によって、解釈も順番も変わりますが、大吉、吉、中吉、小吉、半吉、末吉…と続く順番になるそうです。

おみくじを引いた後、大切なことは、神様、仏様からのアドバイスと捉え、自分を見つめ直すきっかけにし、今後の生活や生き方の指針とすることだそうです。

昔、初詣で訪れた鶴ケ丘八幡宮で【大凶】を引いて以来、おみくじの結果に一喜一憂することはなくなりましたが、レアなおみくじを引き当てたことで今年は何か良いことが起こるのかなと期待したいです。

年齢を重ねると、一年があっという間に過ぎてしまいます。予測不可能な出来事が、いつ、どこで起こるか分かりません。

今年は、良い時も悪い時も気を抜かず、充実した良い一年が送れるよう、当たり前の日常に感謝して一日一日を過ごすと決意したお正月でした。

余談ですが、おみくじの種類は7種類、12種類が一般的で、一番多いところで、京都の伏見稲荷大社には32番まである吉凶17種類のおみくじがあるそうです。大吉のさらに上の『大大吉』や、『吉凶未分末大吉』(よしあしいまだわからずすえだいきち)など、珍しいおみくじがあるようです。

京都に行くことがあれば一度立ち寄ってみたいなと思いました。