信念を貫くことの大切さ
先日、新聞の記事に前熊本県知事だった蒲島郁夫さんの記事を読み、心に刺さったところがありましたので、紹介させていただきます。
蒲島さんの信念は「逆境の中にこそ夢がある」だそうで、
熊本県知事になったときも財政問題や川辺川ダムの建設など難題が多々あったようですが、
中でも財政状況の改善に取り組んだエピソードが特に印象的でした。
それは真っ先に蒲島さん自身の給与を月額100万円カットしたという内容でした。
残った給与は14万円程度だったそうで、かなり生活も厳しかったようですが、
熊本県の代表者自らが範を示すことでその後の財政改善に大きく舵を切ることができ、
2期8年で1500億円もの負債を減らすことができたそうです。
蒲島さんのようなことは誰もが簡単に実践できるわけではないと思いますが、
強い信念やビジョンを持てば、人の何倍、何十倍もの力が出せるのだなと改めて感じたので、
ピンチを前向きにとらえるなど蒲島さんの教訓から自分の仕事に少しでも活かせたらよいなと思いました。