なんとなく好き
先日テレビを見ていた時に「温故知新」という言葉がうつり、『あぁ私この言葉好きだったなぁ』と思い出しました。
意味は、昔のことを振り返って学ぶことでそこから新しい知識や考えを得るということです。
確かに私は、中国秦の時代よりも前から続く書道を今も学び続けていますし、古代ローマ時代から続く香りの力に魅力を感じアロマテラピーの資格を取ったり、昔から続くものに魅力を感じ大切にしたいタイプなのかもしれません。
とはいえ、就職活動の面接のように座右の銘として「温故知新」を語れるかと言われると、語れません。
私は「温故知新」という言葉がもつ雰囲気や、見たり聞いたりしたときに、なんとなく自分の気持ちがほっこりする感じが好きなのです。
好きという気持ちを公にするときは、その気持ちに意味を持たせて❛なぜ好きなのか?❜を具体的に説明しなければなりません。
だから説明できない「なんとなく好き」なものを、しまってきた気がします。
でも「なんとなく好き」なものこそ、実は自分が正直に好きなものなのかもしれません。
みなさんはなんとなく好きなもの、ありますか?
最近ことわざの本を読んでいる娘に好きなことわざを聞いてみたら、「棚からぼたもち!」と迷うことなく言われ、正直でとてもいいなぁと思いました。
私も好きなものを好きと正直に感じなら、生きていきたいなぁと思いました。